旅と暮らし

北海道の日々の暮らしをつらつらと書いてます

雪国での生活も少しずつ板についてきたようだ。

 

出かける時は、雪かきの時間も見越して、早めに家を出る。車のエンジンをかけ、車があったまるまで、フロントガラスについた雪をスノーブラシで落とす。車の上についた雪も一緒におとす。職場の人から「車の上の雪を乗せたままだと、運転中に落ちてきて、前がみえなくなるから、ちゃんと落とした方がいい」と言われ、きちんと下ろすようにしている。

一晩でも車に積もった雪をおとすと、ちょっとした雪の山ができる。その雪の山を、駐車場壁に寄せていく。

雪国では、雪をかいても、その雪を置いておく場所がない。これは住んでみて初めてわかったこと。札幌など都市部だとこの雪を置く場所でトラブルになることもあるらしい。

わたしの住んでるマンションも、雪を置く場所が少ない。特に駐車場の雪を置いておく場所がなく、毎日降り続ける雪を駐車場の壁にみなが寄せていくので、壁がついにみえなくなった。最近では駐車のとき、何回も切り返したりしないといけないくらい、本来の壁よりはるかに高く分厚くなっていた。

まだ1月なのに、雪はじゃんじゃん降るし、春まで車は乗れなくなるかなと、思っていたところ、マンションに除雪がはいった。

 

仕事からかえると、久々に駐車場の壁が顔を出している!長く離れていたような友人に会ったような、懐かしい気持ちになった。

 

そして、除雪のありがたさに、泣きそうになった。

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